VCP ブレイク後の確認事項(マーク・ミネルヴィニ. 株式トレード 基本と原則)

VCPとは

ボラティリティ収縮パターン。ボラティリティと出来高が収縮した後に上にブレイクするパターン。

ブレイク後の確認事項

上にブレイク後に買いが続くか確かめる

• 最も 良い トレード とは、 ベース を 上 に ブレイク し た あと、 出来高 の 増加 を 伴い ながら 数 日間、 上昇 し 続ける こと。

テニス ボール は 持ち 続け、 卵 は 売る

• その 銘柄 が テニス ボール の よう に 跳ね上がる のか、 卵 の よう に 落ち て 割れる のかを 判断 できれ ば、 その 銘柄 を 持ち 続ける べき か、 手 仕舞う べき かが 分かる。

• 強力 な 機関投資家 によって 買い 集め が 行わ れ て いれ ば、 ほとんど の 場合、 好ましい チャート パターン から 上 放れ た あと、 数日 から 数 週間 に 起こる 最初 の 数回 の 押し は 必ず 支持 線 に ぶつかる。

ブレイク 後 の 上昇 日数 を 数える

• 上げ た 日数 が 多い ほど、 良い。 私 は ４ 日 の うち ３ 日 か、 ８ 日 の うち ６ 日 で 上昇 し て いる こと を 望む。 理想的 には、 ７ 日 か ８ 日 続け て 上げ て ほしい。

まとめ

• ブレイク 後 に 上昇 が 続く。 
• 陰線（ 下げる 日 や 下げる 週） よりも、 陽線（ 上げる 日 や 上げる 週） の ほう が 多い。
• テニス ボール の 値動き。 押し の あと に 大きく 上昇 する。
• 陰線（ 下げる 日 や 下げる 週） の とき よりも、 陽線（ 上げる 日 や 上げる 週） の とき の ほう が 出来高 が 多い。
• 安く 引ける 日 よりも、 高く 引ける 日 の ほう が 多い。

ブレイク後の危険信号

ベース を 上 に ブレイク し たら、 すぐ に 20 日 移動平均線 に 気 を 付ける

• 　 いったん 適切 な ベース を 上 に ブレイク し て 上げ 始め たら、 株価 は 20 日 移動平均線 を 上回り 続ける 必要 が ある。 私 は ブレイク 後 すぐ に、 20 日 移動平均線 を 下回っ て 引ける のを 見 たく ない。 それ が 起き たら、 悪い 兆候 だ。

出来高 を 伴っ て、 ３ 日 続け て 安値 を 切り下げ て いる とき は 要注意

• 時には ４ 日 続け て 安値 を 切り下げる こと が 必要 な 場合 も ある。 しかし、 経験則 では、 ３ 日 目 以降 に 安値 を 切り下げ 続ける ほど、 ますます 不吉 になり、 それ に 出来高 が 伴え ば いっそう 不吉 だ。

薄商い で 上げ て、 出来高 を 増やし て 下げる のは 大変 危険

•  ある 銘柄 が 薄商い で 上 に ブレイク し た あと、 翌日 以降 に 大 商い で 下げ 続け たら、 それ は 本当に 危険 な 状況 だ

まとめ

• ベース から 薄商い で 上 に ブレイク し て、 大 商い で 反落 する。
• 買い支え の 動き も なく、 ３ 日 か ４ 日 続け て 安値 を 切り下げる。
• 陽線（ 上げる 日） よりも 陰線（ 下げる 日） の ほう が 多い。
• 終値 で 見 て、 上げ て 引ける 日 よりも 下げ て 引ける 日 の ほう が 多い。
• 20 日 移動平均線 を 終値 で 下回る。
• 大 商い を 伴っ て 50 日 移動平均線 を 終値 で 下回る。
• かなり の 含み益 が すべて 消える。